当院は、日帰り白内障手術・日帰り硝子体手術を主に行っております。
大学病院・総合病院で多数の症例を経験したことを生かし、緊急手術にも対応します。
目に不安をお抱えの方は安心して当院を受診されてください。
なお、緊急手術以外は予約での手術となります。
選定療養を用いた【多焦点眼内レンズ】
2022年8月1日より、選定療養での多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の受付を開始いたします。
①単焦点眼内レンズ
通常の保険診療で使用する眼内レンズです。名前の通り1か所(遠方・近方は選択できます)に焦点が合うレンズです。それ以外の場所はぼやけますので、眼鏡装用が必要です。
通常の保険診療が使えますので、診療代金の1割~3割負担で手術をすることができます。
②多焦点眼内レンズ
当院で使用する眼内レンズは【クラリオン・パンオプティクス】という多焦点眼内レンズです。遠くだけでなく、中間(パソコン)や近方(読書)も眼鏡を用いずに見ることができます。
【選定療養】という特殊な枠組みです。保険診療と自由診療の組み合わせを国が許可している制度です。
通常の①の自己負担代金に追加して多焦点眼内レンズの代金が上乗せになります。
『片眼の場合』
a)1~2割負担の方:保険診療代金(おおよそ1.8万円程度)+27万円(乱視用の眼内レンズは29万円税込)
b)3割負担の方:保険診療代金(おおよそ5万円程度)+27万円(乱視用の眼内レンズは29万円税込)
となります。
多焦点眼内レンズは万能の眼内レンズではありません。デメリットもありますので、詳しくは医師にお尋ねください。
白内障手術の流れについて
①外来での診察で白内障手術の日取りを決定します。
現在火曜日・木曜日の午後が手術日となっております。
また、安全性のため1日に両眼の手術は行えません。片眼毎の手術になります。
②手術1-3週間前に外来受診
診察・採血・手術内容のご説明・手術前後の注意事項・手術前後のお薬の処方を行います。
③手術当日
お昼前後に来院していただきます。その後、術前の処置をして手術を行います。
術後状態が安定していればすぐにご帰宅可能です。
④手術翌日
朝8:30-9:00にご来院頂き、術後の検査・診察を行います。
また、術眼の瞳孔を広げ眼底検査も行います。
⑤手術翌々日
診察が必要ですが、時間はあまりかかりません。
その後の予定はおおよそ1週間後の診察となりますが、反対眼の手術があればそちらの手術日に来院となり、③となります。